🎗️農食育イベント第５回（最終回）レポート🎗️

9月20日（土）、雨模様でしたが、各地からみなさま集まっていただきました
5月から始まったイベントも、いよいよ今日が最後。
食と農について、みんなの気持ちを表現しました！

🍽 「たべものがたり」ワークショップ

<sub>ひとつの食べ物や料理が目の前に届くまでの道のりを、絵を描きながらさかのぼっていく、連想ワークです。

大好きな特大オムライスを描いた親子は、「ケチャップは外国からきたの？」「ハムは豚肉で作ってるよね？」と、想像を広げながら模造紙いっぱいに物語をたどっていきました。
”一番おいしいポテトフライ”を紹介してくれた子は、地元の菜種油を教えてくれました。菜種の畑も工房のおじさんにも地域愛が伝わってきますね。</sub>

_{郷土料理の「芋の子汁」を挙げたおばあちゃんの物語には、みんな感動。
野菜はすべて自家製で、主役の“つるくび里芋”は一関市の在来種。
そしてなんと、豆腐もこんにゃくも手作り！
ふだん当たり前に買っている食べ物だけど、昔はみんな人の手で作っていたことを気づかせていただきました。ほんとうの家庭の味は、”家の畑の味”でもあるんですね}

_{みんなそれぞれ愛のあふれた物語に、食の大切さをたくさん感じました。}

🎨 体験発表会

次は、これまでの農業体験で印象に残ったことを、絵や言葉で表現する発表会。
子どもたちは、「迷路みたいだったトウモロコシ畑」や「採れたてBBQ」などを生き生きと描いていました。菜の花こーんのおいしさを忘れられないという声も！

大人のみなさんからは、みんなととのふれあいをとても大切に感じている人が多かったです、
苗を植えたり、支柱をたてたり、芋を掘ったり、みんなと協力したことがなにより経験になったこと。
みんなで調理してみんなで食べて、とてもおいしくて楽しかったこと。
食を通して一緒に過ごす時間が、心を開き、笑顔をつくる。そんなことを実感しました。
これまでゆっくりと話すことができなかったのですが、こうして、みなさんの喜びを共有することができて、とてもよかったです。

🏅最後は表彰式！

朝早い日も、暑い日も、一生懸命がんばってくれた皆さんに、感謝を込めて「みらいの農家さん」認定証と記念バッジを授与しました。
バッジのデザインはイラストレーター・有華さんによるもの。“食のつながり”をイメージした優しいデザイン、とても好評でした⭐️

回を重ねて、交流を深めてきたみなさんと、最後は名残惜しさの中にも、笑顔と感謝に包まれて終了しました。

🌽 5か月の学びを通して

全5回の活動を通して、参加者の皆さんからは「農業の奥深さ」や「人とのつながりの大切さ」を実感する声が多く聞かれました。
一緒に食べものをつくって、食べて、分け合って——その中に“生きること”や“協力すること”の本質が見えるように思います。
食を通して笑顔が広がり、感謝の輪が生まれる。
そんな瞬間をたくさん感じられたプロジェクトになりました。

今後も食をとおしてつながりが広がっていく、そんなイベントを企画したいと思います。
また元気でお会いできる日を楽しみにしています！

💐 感謝をこめて

芦農園の芦謙二さん、スタッフの皆さん、毎回サポートしてくださった地域おこし協力隊の遠藤桜さん、そしてご参加くださったすべての皆さま、
本当にありがとうございました！

人に感謝、食に感謝、地元に感謝！！