🧧食育イベント in あかり食堂🧧

雪もすっかり溶けた穏やかな日差しの中、大東のあかり食堂で開催されました。子ども30人、大人15人、スタッフも含めると、総勢60名が集まり、笑顔あふれる盛大なイベントとなりました！

🌟大好評の栄養バランスゲーム！

今回は和室で行った栄養ゲーム、小さい子どもたちも一緒に食事カプセルを開けましたよ。

「これ、なにが入ってるの？」「こっちの方がバランスいいかな？」と、真剣にカプセルを覗き込んで選んでいました。

きっちり栄養バランス100点満点の献立を完成させた男の子も！

「カロリーオーバーになっちゃった！」「ビタミンが足りないな〜」と、楽しみながら、自分だけの理想の献立を考える子どもたち。大人も自然と笑顔になりますね。

「心の栄養」テーマでは、おばあちゃん家の想い出、家族で通っているラーメン屋など、温かいエピソードをいただきました。

いつもいつも物質的な栄養を考えるだけでなく、特別に好きなものを食べたり、誰かと食事の時間を共有したり、食を通して体感した記憶は、人間の成長にとっては大事なことだと思います。

「野菜をどうして食べるの？」ある女の子に聞かれました。

ひと言で説明するにはなかなか難しいなと感じました。

おいしいから？　健康のため？　それだけでもない。病気になるとか、肌が荒れるとか、太りやすくなるとか、でも食べなくても元気な人はいるし、理由は人それぞれで…

自分自身がそれを食べて元気になったと感じたなら、また食べるのかもしれません。

食べるって何？、そんなことが答えの本質ではないでしょうか。

みなさんはどう思いますか？

🥕みんなで調理！今日のメニューは「一関のお雑煮」

今日はみんなで餅つきをしました！

初めて杵を握る子も、ぺったんぺったん、みんなで力を合わせてつきました。

一家に一個は臼がある時代ではなくなりましたが、一関に住んでいるなら経験しておきたいですよね。

そして、みんなで作ったのは「ひきな」たっぷりのお雑煮。

一関のお雑煮は、「ひきな」をたっぷり使います。

ひきなは、方言で、千切りにした野菜のこと。ダイコン、ニンジン、ゴボウ、凍み豆腐まで、いろいろ千切りにしたものです。幸せをひき込んでくれますように、という縁起があるそう。

お正月には「上物」といって、いくらや海老などを上に飾って、いろいろ手をかけて豪華にするのですが、今回は短時間でも美味しくできるレシピを、千田広子さん（野菜ソムリエ上級プロ）にレシピを作成いただきました。
子どもたちは野菜を切ったり、デザートの芋巾着を作ったりと、食生活改善推進委員会のみなさまにも協力いただいて、和気藹々な調理室でした♪

餅よりもひきなの野菜が多い、ボリューム満点のお雑煮。野菜、干し椎茸、ずいきなど、たくさんの具材は、調味料を入れずとも、とても奥深い味です。地域で継がれてきた味は大切にしたい、という気持ちになりました。

今期の最後に、最大の人数で、たくさんの「おいしい」声をいただきまして、みんなが笑顔で帰られました。
よい充実感を持ってイベントを終えました！